尊厳死宣言書は公正証書として作成可能？方法を間違えるとリスクあり | コラム｜都島でおすすめの行政書士なら【澤田行政書士】

遺言書の存在は知っていても、尊厳死宣言書の存在を知らない方はまだまだ多いです。今回は、尊厳死宣言書は公正証書として作成した方がいい理由についてお伝えします。

いざという時に自分の意思を伝える為に必要な書類なので、まだ知らない方はこのまま読み進めてみて下さい。

▼尊厳死宣言書は公正証書として作成したほうがいい

尊厳死宣言書とは、文字通り尊厳死を自ら宣言する為の書類です。意識が戻らなくなってしまった時にどうしたいかを事前に宣言しておけます。

治療しても回復の見込みがなく延命するだけの状態になった時、尊厳死宣言書があれば事前に意思表示をしている事となり、意思が採用される事があります。尊厳死宣言書は公正証書として作成する事も出来ます。

▼尊厳死宣言公正証書を作成した方がいい理由

尊厳死宣言書は公正証書じゃなくても作成出来ますが、尊厳死宣言公正証書として作成する方がいい理由をお伝えします。

■偽造されるリスクを回避出来る

尊厳死宣言書は偽造されてしまうと、希望していないのに尊厳死させられてしまう事があります。それを回避する為に、尊厳死宣言公正証書を作成出来ます。

■事前に家族で考えるきっかけになる

尊厳死宣言公正証書を作成する事で家族で真剣に話し合うきっかけになります。自分だったらと、自分ごととして考える事が出来るので有意義です。

▼まとめ

今回は、尊厳死宣言書は公正証書として作成可能かどうかについてお伝えしました。尊厳死宣言書の作成を検討されている方は、尊厳死公正証書で作成する事をおすすめします。