尊厳死宣言書の書き方とは?盛り込むべき内容をご紹介
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2020/09/01
コラム
尊厳死宣言書を書きたいと思った時に、どのように書けばいいかいまいちよく分かりませんよね。今回は、尊厳死宣言書の書き方についてご紹介します。尊厳死宣言書の書き方を知りたいという方は分かりやすく説明してますので参考にして下さい。
▼尊厳死宣言書には正式な書き方がある?
尊厳死宣言書の正式な書き方については、法律でテンプレートがあるわけではありません。記載する内容についても、尊厳死が必要となった場合に希望するという意思を明確にする際に必要な事を盛り込んでいくという感じになります。
▼尊厳死宣言書に入れるべき項目
法律で尊厳死宣言書に盛り込む内容が決まっているわけではありませんが、一般的にいれるべき内容はあります。下記にまとめました。
■尊厳死を希望する意思や理由について
まず、尊厳死を希望しているかどうかを明確にします。基本ではありますが重要な部分です。次に、尊厳死を希望する理由を明確にします。理由がなければ説得力がないので必ず入れておきましょう。
■家族や医療関係者について
家族の同意あってこその尊厳死です。家族が同意しているという事も記載しましょう。
尊厳死が成立したとしても、法律で家族や医療関係者が裁かれてしまうといけないので、家族や医療関係者に責任はないという事も明確にしておきましょう。
■作成した尊厳死宣言書の効力について
最後に、精神的に異常がない時に作成し、自分で撤回しない限り効力があるという事も明確にしておきましょう。
▼まとめ
今回は、尊厳死宣言書の書き方についてご紹介しました。尊厳死宣言書は、自分で書いただけでは私文書扱いとなってしまうので、尊厳死宣言公正証書を作成する事をおすすめします。