こんなときどうする??

遺産相続のトラブル事例1「寄与分

 遺産相続は誰にでも起こる可能性があります。

 しかし実際、人生においてそれほど経験する機会がないものでもあります。

 そのため様々なトラブルが起こっても、どう対処すればよいのか分からないことも。

 事前に事例を知っておき、いざ我が身にふりかかってもきちんと対策ができるようにしておきましょう。

相続人と同居している兄弟姉妹が…

こんなトラブルが起こったら…

 相続人であるAさんには、妹Bと、被相続人である両親と同居し 面倒を見ていた兄Cがいます。

 あるとき両親が亡くなってしまい、3人は遺産を相続することになりました。

 すると遺産分割協議でCは、「両親の面倒は自分が見ていたんだから、「寄与分」で俺がすべての遺産を 相続する」と言い出しました。

 AさんとBさんは遺産相続に関する知識が全くないため、 Cさんの言い分が理にかなっているかどうかも分かりません。

 Cさんは強引に遺産分割協議書の作成までしてしまい、 二人に署名捺印を迫ってきました。

トラブル解決のポイント

寄与分」とは?

 遺産相続における「寄与分」という制度は、 「被相続人(この場合はご両親です)の財産形成やその維持に貢献した人間の相続分が上乗せされる」 というもので、確かに存在しています。

 しかし勘違いしてはいけないのは、上乗せはあくまで「法定相続分」で決められた金額に対してという点です。

 Aさん・Bさんも被相続人の子である以上は法定相続分が発生します。

 この場合は遺産の3分の1ずつがそれぞれの取り分です。

 一度合意してしまった遺産分割協議は覆すことが難しいため、よく制度を理解してから協議に臨むようにしましょう。

 詳しく知りたい方は、当事務所までご相談ください。

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